第21回 学校保健研修 開催
第21回学校保健研修を、2月12日~14日にバッタンバン教員養成大学で実施しました。
今回の研修から、新たに3名の教官をSHCCの新しいメンバーとして迎えることができました。プノンペン教員養成大学(PTEC)からBony Chhay先生、バッタンバン教員養成大学(BTEC)からSary Monika先生、Keo Raksmey先生です。中学校教員養成課程を担当します。
今回の研修では、昨年に続き、ロールプレイを実施しました。中学校を想定し、中学生が直面するかもしれない問題に対して、学校としての対応を考えるシナリオを4つ準備。グループに分かれ、教官たちがロールプレイのシナリオを真剣に考え演じる姿(時には笑いも忘れずに)と、ロールプレイ後の教官からの感想や質問を通じて、ロールプレイが有効な学びの手段であることを改めて実感しました。
グループ1 | 感染症と偏見 |
グループ2 | SNSで知らない人に誘われる |
グループ3 | リストカット |
グループ4 | 溺水への緊急対応 |
研修2日目は、学校訪問(Svay Cheat Primary School)。
San Sreyry先生(PTEC)が、6年生にFirst-aidの授業を行いました。
この学校には、BTECの卒業生のNov Italy先生(学校保健を受講した2期生)がいます。
Italy先生の保健授業を見学させて頂きました。小学校1年生への手洗いと歯みがきの指導です。教室内で先生の話を聞いたあと、外に出て輪になって、洗い方の確認、石鹸をシェアするなど、1年生への指導らしい工夫が見られました。小学校1年生の可愛らしい姿に心が和みつつも、1年生を担当する大変さは、万国共通なのかもしれないと思いました。
このように、卒業生が各地で活躍する姿は、教官だけではなく、スタッフにとってもこのプロジェクトの意義を肌で感じさせてもらうとても貴重な時間です。快く受け入れ、準備をしてくださった卒業生と学校の皆様に感謝です。






