カンボジア学校保健プロジェクトでは、大学の春休みである3月、実際にカンボジアに行ってスタディーツアーを行います。現地の教員養成大学の学生たちとの交流や、小学校の見学を行い、学校保健の状況を肌で感じ、より深い学びにつながります。また、アンコールワットなどの有名な遺跡群や、現地料理のクメール料理を体験するなど、カンボジアについて深く知る貴重な機会でもあります。実際にカンボジアに行くことで、社会や文化、生活、人々の様子に直接触れることができ、多様な価値観を学ぶことができます。

学生の声

 私は今回のスタディーツアーを通して自分の視野を広げることができたと思います。日本で学ぶだけでは分からないカンボジアの文化や歴史に触れることができました。私はカンボジアの大学生と行った交流会がとても印象に残っています。お互いの大学紹介を行ったあと、カンボジアの学生と一緒に保健教育に関するグループワークを行いました。お互い第二言語である英語を使ったコミュニケーションで苦戦しながらもそれぞれプレゼンテーションをすることができました。また、スタディーツアーで国際支援について興味を持ちました。今まで日本国内のことにばかり目を向けていましたが、現地に行って活動されている方々に会ったことでとても刺激を受けました。これをきっかけに国際支援について学び考えたいと思うようになりました。(Y.O.)

 私はこのスタディーツアーを通して、カンボジアと日本の文化の違いや、それぞれの良さを改めて感じることができました。文化の違いとして最も印象に残ったことは、日本では熱中症対策として塩分を補給する時に塩飴やスポーツドリンクを摂取しますが、カンボジアではココナッツジュースを使用するということです。カンボジアに実際に行き、現地の人々と直接コミュニケーションを取ることは、日本にいる時とは違う、新しい視点を与えてくれました。このスタディーツアーへの参加は、「異文化」という自分の新たな興味を発見する機会にもなったと感じています。(Y.M.)

スタディツアー報告会 資料

 以下のリンクから、学生の報告資料がご覧いただけます。