プロジェクトでは、カンボジアについて学ぶ勉強会を定期的に開催しています。講師の先生をお招きし、カンボジアの戦争や歴史、月経、通貨など、様々な観点からカンボジアについて学ぶことができます。実際に現地の物をいただくこともあり、スタディーツアーで行くカンボジアに向けて、イメージを膨らませるきっかけにもなります。また、カンボジアにまつわる映画鑑賞会も開かれ、プロジェクトメンバーとともにカンボジアへの理解を深めています。
学生の声
多様な職業経験を重ねてこられた方々にお話を伺えたことで、人との関わりが制限されてしまっていたコロナ禍においても、広い視野を持って学んだりキャリアを考えたりすることができました。そして、カンボジアスタディツアーを経た現在は、現地の様子を具体的に想像しながら学びを深めることのできる今後の勉強会に期待が高まっています。また、国際協力の現場で働いておられる方々のお話からは、多様な国籍や文化的背景にある子どもたちに対する日本での教育や支援を考えるうえで大切な考え方や姿勢も学ぶことができています。(A.K.)
勉強会では、カンボジアの歴史やNGOの活動についての講話や映画鑑賞を通して、カンボジアという国を知り、発展途上国における健康について考えたり、自国を見つめ直したりするきっかけになりました。知識が増えるにつれカンボジアで見たいものや体験したいことが明確になり、スタディーツアーでの学びも深まりました。子どもの健康についての講話では、自分が将来養護教諭として、子どもとどう関わったらよいか、自分になにができるのかを考えさせられました。これからもずっと自分のテーマとしたい課題です。(Y.O.)