第12回 学校保健研修 開催

6月19日から3日間の学校保健教官トレーニングを開催しました。1日目は、メンタルヘルスに関する模擬授業、紙芝居を活用した保健の授業のデモンストレーション、教員養成大学用学校保健教科書に付随する教科書ガイドの使い方、などを行いました。

第10回目からはじめた模擬授業は、教官たちがお互いの授業を考えるいい機会になっているし、教材活用についても議論されます。そんな中、紙芝居という新しいツールにも注目しています。今回プロジェクトリーダーの朝倉教授は日本からのオンライン参加でしたが、みなさん画面の向こうと真剣に向き合っていました。

2日目は、1日目に練習した紙芝居を活用した保健の授業のプレゼンテーションにチャレンジ。その後、紙芝居を活用した保健授業の有用性についてディスカッションしました。また身体測定に関する模擬授業も行いました。参加者は生徒役。はじめに「みなさんを子ども扱いするけどすみません」という教官に大笑い。真面目かつ和やかな研修になりました。最後に日本とzoomでつなぎ、横浜国立大学の物部博文教授より「授業研究について」の講義がありました。8月にカンボジアの教員養成大学でも保健授業の研究授業を行う予定です。

3日目は室内での勉強から少し離れて、Field StudyとしてLYLY KAMEDAさんの工場見学に出かけました。カンボジアにあって、食の安全や衛生管理が徹底され、世界基準の認証を得ている工場から世界へ食品が輸出されていることに、参加した教員養成大学の教官たちは感動していました。今後も保健や健康について、カンボジアについて学べるField Studyを計画していきたいと思います。LYLY KAMEDAさん、本当にありがとうございました。

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