カンボジア学校保健事業について
日本財団の助成による「カンボジアの全ての子どもたちのための学校保健サービス創生事業」は、2020年、カンボジア教育青年スポーツ省と東京学芸大学の間でMoUを締結し、開始されました。本事業は、カンボジア政府から、教科書作成と教員研修等に関わる事業について正式な認可を得て、プノンペンとバッタンバンにある教員養成大学の小学校課程における総合学校保健科目(2単位)のシラバス・教科書の作成、学校保健科目を担当する教員を対象とした研修に取り組んでいます。
また、カンボジアの教育省は、教員養成大学の中学校教員養成課程に、学校保健を担当する教員の養成コースを開設する計画を立てており、本事業では、この中学校教員養成課程の学校保健コースのシラバスと教科書の作成も支援しています。
さらに、現在小中学校で働いている日本財団の奨学生を核とし、NGO KIZUNAが行っている、現職教員を対象とした学校保健研修の普及と保健室のモデル事業の構築を支援しています。
詳細は、下記のボタンから、活動ページをご覧ください。

カンボジア政府からの勲章受章
これまでのSHCCの成果がカンボジア政府に評価され、勲章を頂きました。
朝倉特命教授はロイヤル・モニサラポン勲章グラントフィシエ、増子さんはロイヤル・モニサラポン勲章オフィシエを叙勲されました。



主な活動について

本事業では、中学校教員養成課程(一般教科)に在籍する学生が学校保健を学ぶ際の教科書も作成しました。この教科書は、小学校教員養成課程用の教科書を基に必要最低限の内容を網羅的に編集しており、カンボジアの教育省から認定を受けました。
最新情報
- 第21回 学校保健研修 開催
- 第20回 学校保健研修 開催
- 中学校課程の全学生が学ぶ学校保健教科書(パイロット版)が完成
- 附属国際中等教育学校のHPに、視察の様子を掲載していただきました
- 日本研修を開催しました
パートナー




